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山梨県笛吹市芦川町
すずらんの里に、野鳥のさえずる水源の森づくり。
芦川源流域のカラマツの伐採跡地に 地元植生の広葉樹を植え、100年先まで存続する水源林を育てます。
森で育まれた清らかな水が、やがて、スズランとそこに生息する多くの生き物たちを守り続けることでしょう。
プロジェクト概要
- 目的:
- 水源涵養林の育成と生物多様性の保全
- 協定期間:
- 2020年7月20日~ 2035年7月19日
- 所在地:
- 山梨県笛吹市芦川町上芦川2007
- 管理者:
- 中央森林組合
- 地積:
- 1.68ha
- 樹種:
- ブナ、ミズナラ、ヤマザクラ、キハダなど
笛吹市芦川町について
甲府盆地の東寄りに位置する笛吹市は、南部に御坂山塊の最高峰黒岳を抱き、変化に富んだ地形が、豊かな自然景観を織り成しています。「PresentTree in 笛吹芦川」の植栽地は、その黒岳から流れ出る芦川の上流の山里、芦川町にあり、富士山の絶景で知られる新道峠にもほど近い場所です。 雄大な山々と芦川渓谷、白樺林に咲く純白のすずらん群生地など、美しい自然が豊かなこの地域でも、若者の都市流出と少子化による人口減少により人口のおよそ6割が高齢者となり、過疎化が進んでいます。
土砂災害の発生が懸念される土石流危険区域や急傾斜地崩壊危険箇所が多く見られるこの地域で、手入れ不足の人工林や伐採跡地が増えることは大変危険であり、美しい自然と景観を損なうことに繋がります。
「すずらんの里」で、人びとを災害から守り、多様な生き物を育む水源の森づくり
「Present Tree in 笛吹芦川」では、カラマツの伐採跡地に ブナ、ミズナラ、ヤマザクラ、キハダなど地元植生の広葉樹を植え、芦川源流域に100年先まで存続する水源林を育てます。それは、人びとを災害から守ると同時に、森で育まれた清らかな水が、スズランとそこに生息する多くの生き物たちを守り、いつまでも野鳥のさえずりが響き続ける森をつくることに繋がります。