熊本県山都町

森づくりで、豊かな生態系を育む “有機の里の棚田”を守ろう!

日本の有機農業発祥の地といわれる熊本県山都町(やまとちょう)。
森が育む美しい棚田は、絶滅が危惧されるトノサマガエルやタガメをはじめ、
多様な生物、そして人びとの命をつなげます。

山都町について
日本の有機農業の発祥の地といわれる熊本県山都町は、九州の真ん中に位置することから「九州のへそ」とも呼ばれ、日本百名山の一つ、阿蘇山を形成する南外輪山を抱き、南側は九州山地に接しています。 火山活動により生まれた豊かな地形と清らかな水は、絶景”蘇陽峡(そようきょう)”や名勝”五老ケ滝(ごろうがたき)”など多くの景勝地をつくり、美しい自然を育みました。
町のシンボルである通潤橋は、谷が深すぎて水を引くことができなかった白糸台地に水を送るため江戸時代に架けられ、国の重要文化財に指定されています。通潤橋から運ばれてくる川の水は白糸台地一帯の棚田を潤し、有機農業の発展に寄与すると共に、豊かな生態系を育んでいます。その価値は「通潤用水と白糸台地の棚田景観」として文化庁・重要文化的景観として選定を受けています。

被災した棚田の再生とそこに棲む多様な生き物を守る森づくり
2016年の地震と豪雨は、通潤橋や棚田にも被害をもたらし、今も復興作業が続いています。崩れた棚田は、ボランティアの皆様のお陰で漸く元の姿を取り戻しつつありますが、この景観を維持し、そこに棲む生き物たちを守り続けるためには、周辺の里地里山一帯を丸ごと復活させなければなりません。
「Present Tree in くまもと山都」では、白糸台地の棚田を見下ろすスギの伐採跡地に、地元植生の広葉樹を植えることで、里山を維持し、被災した棚田の景観とそこに棲む、絶滅が危惧されるトノサマガエル、メダカやタガメなど多様な生物を守ります。
山都町が脈々と受け継いできた棚田とその周辺環境が、100年後まで存続し続けるため、苗木の里親と町民との交流イベントを継続的に開催することより、植樹や育樹の作業を通して、町民と都市部市民との交流人口の増大と山都町の振興にも寄与していきたいと願っています。

プロジェクト概要

目的:
生物多様性の保全と豊かな里山づくり
協定期間:
2020年6月30日~ 2030年6月30日
所在地:
熊本県上益城郡山都町新小40-1・40-2
管理者:
緑川森林組合
地積:
1.39ha
樹種:
クヌギ、コナラ、イロハモミジ、ヤマザクラなど
  • 町のシンボルの「棚田」と「通潤橋」
  • 山都町内に数ある滝の中で最大級の滝である「五老ヶ滝」
  • 通潤用水・円形分水工
  • 植栽地の様子(植栽前)
  • 多様な生物
  • パワースポット弊立神宮
  • 昔ながらの田園風景
  • 通潤橋(放水時)
  • 植栽地からの眺め
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