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衆議院議員 小池百合子氏からのメッセージ

2007年03月12日 17:11

みなさまへ

 コンサートの成功により、日本の深刻な放置林対策のために1万本もの植樹が行われることを心より期待します。
 環境大臣時代には「環境行政は国民の協力なくして効果はありえない。地球温暖化対策とか循環型社会とか、大義だけでは国民的運動にならない。」と実感したため、「クールビズ」を提唱し、解り易く環境問題の重要性を訴えてきました。

 理解し、共感できた時、多くの人たちが急に大きな流れをつくりはじめるのだと思います。人々の共感を得るには、もともと興味の薄いものでありがちな社会性の高いテーマを、しかも大上段に構えていては無理があります。それよりも、元来「直感的に好きだ」とか「楽しい」というような感覚や遊び心に、そっと環境問題解決というような大義を乗せることによって、例えばクールビズでは「カッコいい」というような共感を生み出せたのだと思います。

 PresentTreeLiveは、「自分の大好きなアーティスト」ありきで、たまたまそのコンサートに行ったら「樹も植えてしまっていた」という流れの中、最終的には「楽しく地球温暖化対策に貢献できていた」というような満足感を得られるものとなるでしょう。まさに私が進めてきたアプローチとそっくりです。
 環境行政は規制が多く、『Don’t(するな)』になりがちですが、『Do(しよう)』へ転換させなければ、これ以上の広がりは期待しにくくなっています。
 「楽しいついでに環境貢献」を『Do』。このムーブメントの種として大切に育んでいくことを祈念しています。

 現在、私は首相補佐官として、国家安全保障のためのお手伝いをしていますが、ここでも「エネルギーと環境」は大事な要素だと思っております。国家の安全で持続的発展を保障するためには、国民の安全な生活は勿論必須ですし、衣食住に心配の無い日々をいかに恒久的に構築しつづけられるか、が課題です。その手段としても、省エネや環境対策は日本が持っている最強のカードだと思います。
 古代文明の一部においては、木材資源の使用や農地の確保などのために森林を非持続的に利用し続けたことによって森林の減少、土地の奪い合い、土壌の流失などを招き、それが文明の衰退の一つの要因となったと考えられています。
 多くの方々が、森林を守るアクションに参加することを応援しています。
                                  衆議院議員 小池百合子

2007年03月12日 17:11 | コメント (0) | トラックバック (0)