南八ヶ岳 山梨県北杜市

ヤマガラの森

ヤマガラの森

地域に根ざした、里山の保全
里山とは、集落や人里に密接した山のことをいいます。古くから薪・墨の採取や落葉による堆肥づくりなど、人々の生活と密接に関わってきました。しかし、現在、開発や防災事業により失われつつあり、残っている地域の多くでも管理が放棄されて荒れています。

里山は、人が入りやすい森であるため、薪をとったりという経済的価値のほかに、自然を身近に親しむ場所として人々と親しく生活してきました。現在、そうした価値が見直され、里山の保全活動が実施されてきています。里山は長年人の手によってはぐくまれてきた森林であり、その状態を健康に保つためには、現地に密着した継続的な取り組みが必要なのです。


南八ヶ岳はヤマガラの森で遊ぶ
「Present Tree in 南八ヶ岳」は、里山「ヤマガラの森」へ広葉樹を植えるプロジェクトです。ヤマガラの森は八ヶ岳の南麓、標高650メートルの、山梨県北杜市高根町にあります。周辺は田んぼや畑と里山が交互に並び、小さな里が次々と連なっている地域です。頂上に上がると、里を見下ろし、遠く南アルプスを一望するすばらしい眺望に恵まれています。この地に植わる木に思いを馳せ、また実際に訪れて雄大な景色に囲まれた中で木に触り、森を身近に感じていただければと思います。

プロジェクト概要

目的:
里山保全対策
協定期間:
2007年4月1日~ 2017年3月31日
所在地:
山梨県北杜市高根町下黒沢向林1364番地
管理者:
環境リレーションズ研究所
地積:
0.38ha
樹種:
ソメイヨシノ、クヌギ、コナラ
  • 植栽前(2007年)
  • ヤマガラ
  • 植栽地からの風景
  • 植樹の様子
  • 植栽地の様子(2012年)
  • 植栽地の様子(2017年)
受付終了
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