10月31日(金)山梨県甲府市の昇仙峡の近くにある四季の森の植林が始まりました。
ここは、景勝地として名高い御岳昇仙峡水源の森に近い山々の中に位置したところで、おいしい水の源として首都圏の人々にも恵みをもたらす貴重な財産です。
しかし、今では日本の多くの山々に見られるように、安価な輸入木材におされ、国産材の需要低下に伴う林業の衰退や山村の過疎化、高齢化などにより、手入れ不足の森林となってしまいました。
動物や昆虫だけではなく、人間にとっても大切な里山の生態系や貴重な緑を守り、育て、次世代へ引き継ぐためのプロジェクト、プレゼントツリーでは、今年新たにはじめた植林地です。
地元の森林組合の方々に協力して頂き、今回はヒノキと山ツツジを植えました。

植える前のヒノキの苗木の束とあちこちに転がっている可愛らしいドングリ!
まず、苗の束を背負子で担いで山を下ってゆきます。

こんな背負子を使います。
次に30cmくらいの深さの穴を堀り、少し土を戻して背中の苗を1本抜き、穴に入れます。
このときに、ちょっぴりポイントがあります。
ヒノキなどの針葉樹には、葉の裏に気孔があり、幼木は陽に当たるのをあまり好まないため、ここを山側にして太陽が当らないようにして苗を入れるそうです。
(ちなみにヒノキのそっくりさんで魚のような!?名前の“サワラ”という針葉樹があり、見分け方があるそうです。この気孔の形が、Yの字なのがヒノキ、X字がサワラとのこと。ヒノキは、硬いので柱などに使われますが、サワラは柔らかく湿度に強いので桶などに使われます~)

さすが!手際よく等間隔で植える、この道30年のプロたち!!
苗木を入れたら、根の周りに均等に土を被せて行き、苗木が抜けたりしないように、周りの土をぐるぐると踏み固めます。
最後に、苗木の周りの土が乾燥しないように周りに枯葉などを乗せて完成!!

苗木を引っ張って確かめながら、土を固める
ここはかなり高台で、遠くには釣りで有名な千代田湖が見えてとても景色の良いところです。
ちょっぴり紅葉が始まった山々を眺めつつ、森林組合の方が間伐材で作って下さった可愛らしいベンチで、お昼ご飯を食べました。
ひんやりしたおいしい空気と素晴らしい景色を眺めながらのお弁当は、最高でした!!
いつか四季折々に楽しめる樹々の中、ピクニックに来たいな。

手作りの簡単に組み立てが出来ちゃう便利なベンチ!